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【入門編】WEBマーケティング

【google WEB広告編②】目標設定

「販売戦略の変革によりあらたに自社サイトを活用することになった」「今までECサイトに頼っていたが、利益増を狙う為に自社サイトを活用することになった」「新たな販路を自社サイトに見出した」など、それまでは一部の詳しい人達が使うイメージの高かったgoogle広告運用が身近になりつつあります。
google広告は、企業規模を問わず、自社サイトと潜在顧客とを直接結び、商品・サービスの紹介をして売上や認知向上に繋げることが、低価格でできるプロモーション方法です。物販や飲食業、宿泊業などECサイトの依存度を下げるのにも役立ちます。
これからWEB広告を始めたいけれど、何から手をつけて良いか分からない方が少しでも本コラムを参考にして頂ければ幸いです。

前回:【google WEB広告編①】google広告で出来ること

次回:【google WEB広告編③】広告の種類

google広告の目標設定

前回「google広告を始めとするWEB広告では効果測定ができるのが大きな特徴」とお伝えしましたが、効果を測るには、WEB広告を通じての反響をどれぐらい獲得したいのか、の目標が必要になります。
ヒト月に広告を通して、〇〇個この商品を販売したい、〇〇件問い合わせを獲得したい、など目標から逆算して広告の計画を立てます。それには現状を知る必要がありますが、着目する点は、自社サイトアクセス解析のユーザー数と反響数です。
ユーザー数と反響数(例えば売れた件数)を少なくとも過去1年分、月別で調べてみます。そこから毎月の成約率(=反響数÷ユーザー数)を出し、反響1件あたりユーザーがどれぐらい必要なのかが分かります。成約率が1%で、100個の販売目標であるなら10,000ユーザーを最低でも広告を通して自社サイトに流入させなければなりません。立てた目標に対して、広告で獲得するユーザー数を算出し、そのユーザー数を獲得する為の広告戦略を立て、広告手法を選んで行きます。

広告運用のコツとしては「手法ありきの戦略」でなくて、「戦略ありきの手法」だと言うことです。「インスタ広告が流行っているので、インスタユーザーにどのようにPRしようか」ではなく、「こういうユーザーにPRしよう、それならインスタ広告が有効だな」という考え方が、広告の無駄打ちの少ない、限られた広告費の有意義な運用をもたらします。それにはブレない目標を立てることが肝要です。

まとめ

自社サイトの成約率の測り方は、ユーザー数の他に、セッション数で測ったり、PV数で測ったりと様々な方法がありますが指標を持つことで広告の戦略が立てやすくなります。また、自社サイトのリニューアルやページ改修など成約率向上を同時に行い、広告効率を高めると広告費の削減に繋がりますし、広告の表示数に対してのクリック率の向上(広告コピーや画像を変える)を行うことで、早期の目標達成を狙うこともできます。

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB広告運用支援を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

前回:【google WEB広告編①】google広告で出来ること

次回:【google WEB広告編③】広告の種類

takayoshi.ishikawa
この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。