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インバウンド集客を加速させるための外国語版ホームページ制作における4つのポイント

昨今のインバウンド需要の増加を受け、当社も宿泊施設や行政のお客様から
「外国語ホームページ制作」についての相談を受けることが増えてきました。

「今さら?」と思われる方も多いかと思いますが、
個人的には「やっとそんな話が出るようになった」と感じます。

当社がホームページ制作において最も重要視しているのは、コンテンツです。
「ホームページ上で接客・営業し、集客に繋げるためのコンテンツは何なのか」
というご相談を、国内向けホームページについてはお受けすることが多々ありました。

 

一方、外国語版ホームページについては、費用の問題もあり、
「必要だから作るけれど、基本的には日本語サイトのコンテンツを抜粋して、
言語のみ翻訳したもの」というお客様が多いように感じます。

 

しかしながら、インバウンド需要が無視できなくなってきた今、
「国内向けホームページの翻訳版」ではなく、「インバウンド集客のためのホームページ」が必要となってきているのではないでしょうか?

 

では、どうすればインバウンド集客を伸ばすためのホームページを制作できるのか、
4つのポイントをまとめてみました。

 

ターゲットとなる国の国民性や日本旅行に対する現状を理解する

例えば、中国人旅行客であれば、買い物ニーズは高いでしょうし、
リピーターが多い台湾人旅行客であれば、定番ではなくディープな情報を知りたがります。
一言でインバウンドと言っても、このように、どの国からの集客を狙うかによって、
打ち出すべきコンテンツや情報は異なります。
自社の戦略的ターゲットとなる国の国民性や日本旅行に対するニーズは理解した上で、
ホームページのコンテンツを設計することが重要です。

「日本旅行客」という観点でのコンテンツ企画

海外からのお客様は、東京から大阪に抜けるゴールデンルートなど、
国内旅行客とは全く異なる移動をする方が多いと思います。
それであるにも関わらず、自社ホームページ内で紹介する内容は、
国内旅行客が対象のものと同様に、
周辺観光スポットや最寄り駅の情報だけでよいのでしょうか?
「日本旅行」という大きな括りで捉え、アクセス情報なども
全国の主要な国際空港・主観光都市からのものを明記した方が親切です。

社員のインバウンド対応業務を軽減する「よくある質問」

海外からのメールのお問い合わせは、返信を打つのも一苦労・・・。
お客様の数が増えるほど、対応する社員の負荷も増えているのではないでしょうか?
そんなときは、外国語版ホームページにも「よくあるご質問」というページを作成し、
海外からのお問い合わせの多い内容を、ホームページ上で回答しておくのがおすすめです。
「こちらをご確認ください」とURLを貼り付けて対応などもできるので、
結果的に社員の業務軽減に繋がると考えられます。

ネイティブチェックをおこなった翻訳原稿

外国語版ホームページを作るときに、一番ネックになるのは言語の翻訳。
翻訳費用はピンキリで、安く抑えようと思えば抑えられますが、
ネイティブスピーカーでないとわからない、
その国ならではの微妙なニュアンスもございます。

Google翻訳などの精度も上がってはおりますが、
本気で海外からのお客様を狙っていくのであれば、
相手にとってのストレスのない、正しい言語で集客を行っていきたいものです。

 

外国語版ホームページ制作の4つのポイントはいかがでしたでしょうか?

当社では、上記ポイントを踏まえた外国語版ホームページ制作の無料相談も行っています。
また、費用を抑えながらネイティブスピーカーによるダブルチェックでクオリティも担保する翻訳サービスもカットオーバー予定です。

インバウンド集客を適切におこないたい方、ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。