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【詳説】WEBコンサルタントの仕事とは?

WEBでの集客や販促が主流になりつつある近年、その効果的な活用や実行を支援する立場として「WEBコンサルタント」が注目されています。WEBでの集客や販促に踏み出そうとしている企業でも、自社でWEBマーケティングやWEB専任人材を登用できていないケースが多くあります。その背景として、優秀なWEB専任人材は非常に希少であり、採用難易度が高い点があげられます。一方、自社で一から人材を育成しようとしても、経験者がいない中での育成は極めて困難であり、育成コストも発生してきます。
そこで活躍するのが「WEBコンサルタント」です。WEBコンサルタントは、効果的な活用や実行を支援する立場としてクライアントを支援する仕事ですが、具体的な取り組みや領域、また定義が曖昧なことがあります。本記事では弊社で実施しているWEBコンサルティングを例に、その仕事内容をご紹介します。

WEBコンサルタントの仕事内容とその役割とは?

グローカルのWEBコンサルタントは、貴社の「マーケティング部の事業部長」として、WEB販売戦略立案から各種WEB施策の実行を担い、貴社のWEB経由の問い合わせ・売上の最大化を実現します。ここでは、戦略から実行までの仕事内容について、3段階に分けてご説明します。

①戦略立て
戦略立てでは、貴社の経営戦略を踏まえ、最適なWEB販売戦略を策定します。短期・中長期ともに目標とすべきWEB経由の売上・自社サイト経由の売上比率・顧客獲得単価などを導き出し、それらを達成するためのシナリオを設計、施策まで落とし込みます。場当たり的な対処療法ではなく、施策が長期的に効果を発揮するような戦略立てをすることがWEBコンサルタントの役割になります。

②分析と施策の提案
分析では、様々な方面から現状を数値化します。
例えば、
・Googleアナリティクスを活用し、貴社の自社サイトのアクセス状況を分析し、自社サイトの改修や新たなマーケティング施策を検討します。
・売上・顧客データ分析では、顧客データの分析から、戦略的に狙うべきターゲット層や売れ筋の商品を割り出し、マーケティング施策に活用します。
・SEO対策では、ユーザーに価値ある情報を提供することで、検索エンジンの評価を上げる「内部対策」に重点をおいて実行します。
・競合分析では、競合他社の商品ラインナップや価格、WEBでの打ち出し方を分析し、マーケットの中で貴社がどのポジションに置かれているかを明確にします。
などが挙げられます。
これらの結果を踏まえ、貴社の伸ばすべき強みや打ち出し方を導き出し、他社と競合しない集客施策を実現します。分析した数字から、意味のある具体的な提案をするのがWEBコンサルタントの役割になります。

③ディレクションおよび検証
戦略と具体的な提案をもとに、ユーザーが求めるコンテンツを企画し、自社サイトに追加します。また、自社サイトの保守管理を行う制作会社や、WEB媒体の営業担当とのやりとりを、貴社側の窓口として請け負うことで、コミュニケーションにかかる時間を軽減します。経営者の考えややりたいことを汲み取り、外部業者への具体的な指示に落とし込みます。施策が効果を発揮しているかを検証し、理想的な状態に向けて、最短距離で指示出しをするのがWEBコンサルタントの役割になります。

まとめ

一言で、WEBコンサルタントと言っても仕事内容は多岐に渡ります。今回は、弊社のWEBコンサルタントの仕事をご紹介しましたが、クライアントの課題解決および売上向上に向け、戦略立てから施策実行およびその検証までを一気通貫で行えるコンサルタントに依頼することが大切になります。課題が明確であり、施策を巻きとってもらいたい場合には、部分的な支援を得意とするコンサルタントを選択するのも有効ではあります。一方で、そもそも何を依頼してい良いかわからない場合や、抜本的な改善をしたいなら、WEBマーケティング部長を担えるようなWEBコンサルタントを選定するようにしましょう。

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB集客・販促支援を行っています。詳しくはサービスページ【WEB集客・販促支援】をご覧ください。

この記事を書いた人
嘉正 空知

愛知県名古屋市出身。筑波大学大学院にてスポーツ国際開発学修士を取得。大手広告代理店系スポーツ運営会社に入社し、世界規模のマラソン大会やオリンピック関連行事のオペレーションに携わる。 スポーツだけでなく、「あらゆる課題に向き合えるジェネラリスト」を目指すべく、2021年3月に株式会社グローカルに入社。営業兼アシスタントとして勤務。