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実践! B to B マーケティング①

そもそも「マーケティング」って何?
公益社団法人日本マーケティング協会のページによると「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。」と定義しているようです。簡単な言葉で言うと、「商品が売れる仕組み」をつくることと言えます。
人がその商品を知ってから様々なプロセスを経て購入に至るまでが「商品が売れる仕組み」ですが、まずはそのプロセスから見てみましょう。

マーケティングファネル

人が購入に至るまでのプロセスを体系化した図をマーケティングファネルと言います。人がその商品を「認知」するところから始まり、商品への「興味・関心」を持ち、代替商品や類似商品と「比較・検討」を行い、最終的に「購入」するまでの過程を表していますが、例えば、電車の中吊り広告を全車両に出して「認知」を得たとしても「興味・関心」に移るのはごく一部…と段々とファネルの下に行く程、人が少なくなっていくので、ちょうど入り口が広く出口が狭い漏斗(ろうと)に似ていることからファネルの名がついています(英語で funnel)。

B向けマーケティングにおけるファネルの各プロセスでの施策一例

「認知」:広告
「興味・関心」:WEBサイト
「比較・検討」:メルマガ
「購入」:商談

莫大な広告費を掛けたが「購入」数が期待しているほど向上しないのであれば、ファネルの中のどこに課題があるのかを考えます。
広告が、興味や関心を引き出せていないのではないか?WEBサイトのコンテンツは、商品の良さを伝えきれているだろうか?メルマガは、商談への一押しとなっているのであろうか?商談は、顧客の疑問点を全て解消できる内容だろうか?等々、一口にマーケティングと言っても、購入までの関門は様々です。

まとめ

最近よく耳にする、コンテンツマーケティングやソーシャルメディマーケティングも、「ファネルの中でどの役割を持たせるのか」を考えなければ購入に至る数は期待通りにならないでしょう。まずはマーケティングの全体像を把握して、それぞれのプロセスに対して適切な施策を行えば、B向け、C向け問わず、より効果的なマーケティング効果を得られることと思います。

 

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB集客・販促支援を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

takayoshi.ishikawa
この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。