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WEBマーケティング

【宿泊施設】宿泊プランを増やして効果的な集客をするコツ

こんにちは。
旅館勤務経験のある集客コンサルタント、
石川です。

 

今回は旅館のweb販売での肝中の肝、
プランについて何回かに分けて
お話ししたいと思います。

 

全体のプラン総数について

「プラン数は多ければ多い程良い!」
そう言われて久しいです。

 

マーケットのセオリーでは
「人は気に入ったものが
その店に3つあるとその店で購入する」
と言われていて
10プランぐらいだと気に入ったものを
3つ選んでもらうのは難しい、
ことが理由の一つだと思います。

 

なので弊社では30プラン程
造成することを推しています。

 

「そんなにプランを並べたら、
却ってユーザーが迷って選べないじゃないか」
と仰る方がいらっしゃいます。

 

確かに30種類の特典考えて
特典別にプランが販売されていたら
選べないですね…。
全プラン読んでる内に疲れて…
メンドくさくなって…
やっぱこの宿じゃなくて良いや…やめた…。
よくある話だと思います。

 

しかし、このような状況に陥る時には
ひとつ「重要な視点」が抜けたまま
プランを作ってしまったことが原因として
上げられます。

 

重要な視点とは何か?

 

それは、「プランのターゲットは誰か」
ということです。

 

プラン作成に重要な視点

弊社では、プランの数を増やす際、
「●●地方の●●温泉の●●さんで
こういうプランが売れているので
御館でも販売しましょう!」
なんてことは絶対言いません。

 

施策の根本的なところで、
「御館として、是非来館して欲しいお客様層」
を細かく設定した上で
プランを考えることをご提案しています。

 

例えば、世間一般的なファミリープランは
『お子様には売店でアイスクリーム
を差し上げます』等、特典勝負になりがちです。

 

サービスのアイスクリームを欲しいな、
良いなと思うのはどれぐらいの年齢の
お子様のいるファミリーでしょうか?
幼稚園から小学低学年のいるファミリーに
響くのではないでしょうか。

 

なのでプランタイトルに、
『幼稚園から小学低学年のお子様のいる
ファミリーにオススメ!』
と書き足せば、より、
このファミリー層に訴求できるのでは
ないでしょうか?

 

もし、赤ちゃんのいるファミリー層を狙うなら、
赤ちゃんのいるファミリー層向けの
プランを別に造成します。

 

なぜなら赤ちゃんはアイスクリームを
食べられないからです。
そのファミリーに不要なものは
特典として魅力が無いからです。

 

他にも例を見てみましょう。

 

ターゲット設定を明確にしたプラン作成

【カップル&ご夫婦プラン】
というのもよく見られます。
はたして、カップルとご夫婦では
求めるものは同じなのでしょうか?
どれぐらいの年代を想定してるのでしょうか?
と、別々に考えてみると
お二人様プランが年代別に2つはできます。

 

【長寿記念】というのも
ひとくくりでありがちです。

 

しかし、こちらについても、
ひとまとめにすることは出来ません。
長寿は長寿でも還暦の記念と
喜寿の記念をとでは、お客様がプランに望む
ものが変わってくるからです。

 

例えば、長寿記念に家族三代で
旅行に行きたいお客様がいらっしゃるとします。

 

還暦ぐらいの方のお孫さんが

幼稚園児や小学生である一方、
喜寿ぐらいの方のお孫さんは
大学生でも社会人でも
おかしくないと思います。

 

旅行に行く全員が楽しめるプランを
探しているとすれば、
幼稚園児・小学生のお孫さんがいるのと、
大学生・社会人のお孫さんがいるのとでは、
当然のことですが、良いなと思うプランの
内容も変わってきます。

 

と、このように造成していけば、
食事ランク毎のプランや
早期予約プランと共に
30プランなんてすぐできますし、
お客様にとってもプランが多すぎて
選べないという事態は避けることが出来ます。

なぜならば、
どういうファミリーなのか、
どういうお二人なのかなど、
ターゲットを細かく設定しておけば
自分に適さないプランは
読み飛ばすことができるので
お客様も30プラン全部から
選ぶ必要はなくなるからです。

 

これが弊社で推す、
ターゲットを細かく分けた30プランです。

 

プランを考える際には是非参考にしてみてください。

 

 

もう少し詳しく聞いてみたい!
という宿泊施設関係者様、是非、
石川(takayoshi.ishikawa@glcl.co.jp)
までご連絡ください。
御館に伺って、秘訣をご提案いたします。

 

また、弊社では、

上記のような地域集客に関する
コンサルティングを行っています。
無料相談は随時実施中です!

 

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こちらからどうぞ。

 

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この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。