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採用戦略

【あなたの会社はいくつ当てはまりますか?】タイムリーに良い人材を採用できる中小企業の特徴(4)

前回に続き、「タイムリーに良い人材を採用できる中小企業の特徴」の3つ目、

 

 

「3.求職者から見て魅力的な条件であることがわかりやすい求人原稿になっている。」
について触れたいと思います。

 

 

求職者にとって魅力的な情報と言っても様々です。

 

「リーダーやマネージャーになったらどの程度の年収になるのか?」

「やりたい仕事を希望した際に、社内で異動はできるのか?」

「中途入社から部長になったものが何人いるか?」

「目標を達成した際のインセンティブはどの程度見込まれるのか?」

「入社後どのようなキャリアが積めるのか?」

「給与はどのような評価基準で上下するのか?」

 

など、入社後実際に働くことを考えると、事前に知っておきたいことですが、
求人原稿の中で上記のような内容について、具体的にイメージできる情報が
記載されていることはあまりありません。

 

また、説明会や面接でも上記のような情報について応募者自らが質問しない限り、

 

企業から積極的に情報を出しているケースも少ないように思います。

 

「求職者にとって魅力的な情報」とは、求職者が就職・転職においてウエイトを置いている仕事内容や条件、キャリア構築について、入社後の努力によって、「求職者が目指している状態になれること」を裏付ける情報と言えます。

 

自社の採用活動で、このような情報が発信されているか、一度ご確認されてはいかがでしょうか?

 

・自社の求人広告を「応募者目線」でチェック
・その原稿から「自分の将来像」が見えてくるかを確かめてみる
・この会社の一員になりたいと思えるような事実が書かれているか

上記を確かめてみるのも一つの手です。

 

次回は、「4.自社に入社することが、応募者の自己実現につながることを説明会・面接の場で伝えている。」について説明したいと思います。

 

【用語補足】

※求職者・・・応募前の就職・転職希望者

※応募者・・・企業の採用に応募をした求職者

 

浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。