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WEBマーケティング

広告運用において、〇〇を売る為に「〇〇に興味がある人」をターゲットにしてはいけません!

広告運用の最終目標はただ一つ「売上向上」です。直接商品をWEB上で売るだけではなく、「問い合わせを増やす」「来店を促す」など様々な目的があり、全てが「売上向上」という最終目標に繋がっています。

中小企業が効果的な広告運用をするためには、思い切って「貴社の製品に興味がありそうな人」をターゲットから外してみることをオススメします。

「○○を購入したい」と考えているユーザーに広告を当てるのが成約への近道?

例えば、貴社がお菓子などの贈答品を扱っているとして「贈り物をしたい」と思っているユーザーを広告ターゲットにすると、そのユーザーは貴社製品を参考にするかもしれませんが、購入に至るかとなると、決め手に欠けます。人の心理として、必ず他社製品と比較検討するので、多くのアクセスをホームページに持たせないとなかなか売上に繋がって行きません。もちろん、この広告戦略は決して間違いではないですが、潤沢な広告費が必要になってきますし、比較検討されるので貴社の知名度もある程度必要になってきます。また、購入するかしないかの選択権は100%ユーザーにあります。

競合他社製品と比較検討されにくくする為には

「新商品です」「人気商品です」「月に〇個売れています」など、競合でも訴えているような「製品スペック型の広告」をやめて、ユーザーに貴社製品やサービスを通してどのような経験ができるのかを訴えた「提案型の広告」に切り替えましょう。提案型の広告はユーザーに響きやすく、しっかりと耳を傾けてくれます。そのためには、広告やホームページの中に、提案と”商品購入を促す口説き”要素が含まれていることが不可欠です。さらに「提案型の広告」の優れている点は、提案によりユーザーにその製品・サービスを利用するニーズを産み出せる=新規顧客を開拓できる点です。これは競合が狙っていないユーザーですので、結果的としてユーザーに比較検討されにくい特徴もあります。

まとめ

結論として、貴社製品・サービスが「世界で唯一無二のものでない」「競合他社製品が存在する」「広告予算が潤沢で無い」のであれば
広告運用において、〇〇を売る為に「〇〇に興味がある人」をターゲットにするのはオススメしません。
販売シェア争いに参加して予算的に疲弊するよりも、ニーズを産み出す提案をユーザーに提示し、貴社自らマーケットを開拓していく方法をオススメします。

そのためにはしっかりとしたターゲット設定をしなければなりません。そのターゲット設定については次回のコラムでご案内したいと思います。

WEB広告は決して、広告費用を潤沢に持つ者が常に勝つ訳ではありません。限られた予算で勝ち抜く方法もあります。その秘訣を詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

 

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB広告運用を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

takayoshi.ishikawa
この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。