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WEBマーケティング

WEB広告の予算の立て方のコツ

ECサイト以外で販路を広げる為に、公式ホームページへの売上向上にGoogle広告やヤフー広告を活用することが一般的になりつつあります。定額でWEB広告代理店に広告運用を依頼している企業も多いと思います。専門誌等へ出稿する広告掲載費と違い、1クリック毎に課金されるWEB広告では、月にどれぐらい予算を掛けるべきなのでしょうか。大手企業と違い、広告予算が限られている中小企業の広告運用方法をご紹介します。

クリック単価 x 獲得するべきユーザー数が適正な広告費用

まずは公式ホームページのアクセス解析が必要です。過去1年分ぐらい、各月のユーザー数と何件の成約(販売、予約、問い合わせ…etc)があるのか毎月の成約率を出します。例えば成約率が0.1%である場合、1件成約に1,000ユーザー必要です。そこから狙う成約件数に応じてWEB広告で獲得するべきユーザー数が出ます。簡単に言うと、ユーザー数=クリック数ですので、クリック数で課金されるWEB広告では、クリック単価 x 獲得するべきユーザー数が適正な広告費用の概算です。クリック単価はGoogleのキーワードプランナーで調べることができます。
また、WEB広告は何回表示され何回クリックされ、何件成約したのかを測ることもできますので、広告運用を開始したら各月の費用対効果を出すことも忘れずに行ってください。WEB広告のクリック回数を表示回数で割るとクリック率が出ます。クリック率が悪いと、その分課金もされませんが売上にも繋がりません。WEB広告費を成約件数で割ると1件当たりの広告費が出ます。成約が販売の場合、商品単価x成約数がWEB広告運用がもたらした売上になり、その売上に対して広告費の割合もデータとして持っておくと良いでしょう。最初に出した適正な広告費用と比較して、効率が良かったのか悪かったのか知ることで次の手や改善策を打ち出します。

まとめ

以上が広告費用予算の立て方のコツでしたが、これ以外にも「細分化されたターゲットユーザー設定」「単価の低いキーワード設定」「WEB広告のクリック率を上げる施策」「成約率の高い公式ホームページの構築」をすることによりさらに効率の良い広告運用に繋げることも可能です。現在のWEB広告費用が成果の割に良くないとお考えでしたら、一度弊社にご相談ください。

takayoshi.ishikawa
この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。