columnコラム

TOP > コラム > 【ホームページ編④】訪問者を知ろう

【入門編】WEBマーケティング

【ホームページ編④】訪問者を知ろう

WEB集客に「まだ取り組んでいない」、「取り組みたいが何をすれば良いかわからない」といった方を対象に、その全体像と各WEB集客施策の始め方についてご紹介する本シリーズ、今回は「ホームページ編」の第4回です。

前回記事「google アナリティクスの用語の意味」では、自社ホームページの流入状況を知るための測定指標についてご紹介したしました。これらの指標を見ることで、ホームページの流入状況の全体感を掴むことが可能ですが、施策の効果を測るためにはユーザーの特性や、どのような経路で流入したかを把握する必要が有ります。そこで今回は流入したユーザーについて、より多くの情報を知るための方法をご紹介します。

アクセス解析の第一歩!訪問者の特性を把握しよう

前々回の記事「googleアナリティクスでわかること」では、測定指標として、ユーザー、集客、行動、コンバージョンの四つのテーマが有ることをご紹介しました。今回は、ユーザー、集客に着目し、それぞれ知ることが出来る訪問者の情報をご説明します。

(1)ユーザー

・モバイル 流入したユーザーがパソコン(desktop)、スマートフォン(mobile)、タブレット(tablet)のいずれを使用しているかがわかります。現状、何を使ってホームページが閲覧されているかを知ることで、新たなコンテンツ制作や情報発信においてコンテンツ構成や文章の配置を検討する参考になります。

・地域 流入したユーザーの所在地がわかります。地域限定の施策を実施した際に、その効果を把握する上で有用な項目です。

 

(2)集客

・すべてのトラフィック→参照元/メディア 訪問者の流入経路がわかります。具体的にどのくらいのユーザーが何経由で流入しているかを知ることで、自社で取り組む施策の効果を測ることが可能です。 末尾の単語と意味の対応は下記の通りです。

organic:自然検索

cpc:広告流入

referral:参照リンク

none:不明

例えば「google/organic」であればgoogle検索エンジンからの自然検索を示し、「facebook/referral」であればfacebook上のリンクからの流入を示します。

本記事では、ホームページへの訪問者について知ることのできる情報をご紹介しました。google アナリティクスの基本事項について紹介したその他の記事に関しましても、併せてご覧ください。

本シリーズの他の記事

1.【はじめよう!】中小企業のWEB集客入門「ホームページ編」①googleアナリティクス連携

2.【はじめよう!】中小企業のWEB集客入門「ホームページ編」②googleアナリティクスでわかること

3.【はじめよう!】中小企業のWEB集客入門「ホームページ編」③googleアナリティクスの用語の意味

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB集客・販促支援を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

矢野口聡
この記事を書いた人
矢野口 聡

長野県出身。東京大学大学院にて工学修士取得後、国内大手メーカーに技術職として入社。 ディスプレイ材料の研究開発に従事し、新製品の立ち上げから製品化に至る一連の製品ライフサイクルに携わる。 地域のモノづくり企業における持続的な発展や、経営課題の解決に取り組みたいという思いから、グローカルへ参画。社内の新規事業立ち上げを中心に、事業戦略から人事組織事業、WEB集客・販促事業におけるコンサルタントを兼務。