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WEBマーケティング

WEB制作会社のクライアント獲得マーケティング

景気が落ち込み経済状況が悪くなると「経費削減」が掲げられ、真っ先にカットされるのが広告・販売促進費ではないでしょうか?
広告・販売促進費で計上されることが多いWEBサイトは、それまで計画されていた広告運用やリニューアルが白紙になったり、無期延期になることも多いです。
ここでは経費削減を掲げているクライアントからホームページ制作予算を引き出すにはどうしたらよいかを考えてみます。
各業界が販売戦略を変え、今までの広告・販売促進費の掛け方が変わる中で、WEB制作会社がクライアント獲得をするにはどのような提案をすれば良いのでしょうか?

「不況で広告・販促費用を削減することは間違いだ」と推す

不況で物が売れないということは、例えば、それまで100人のユーザーで1人成約していたのが500人に1人で成約になるなど成約率が落ちている状態です。売上を維持するには「成約率を上げること」と「露出を増やすこと」の2軸で提案を考えます。

成約率を上げるサイトコンテンツの設計

成約率を向上させるには、WEBサイトの漏れを少なくする考え方が有効です。
商品やサービスの優れている点だけでは漏れ(離脱)が多くなります。商品やサービスを通してユーザーはどのような思いができるのかを重点的にコンテンツに落とし込むことが必要です。素材や製法など「伝えないと伝わらない」ものを訴求することで、その商品でなければならない必然性も高めていきます。

過去コラム参照:
WEB集客における「求められるコンテンツ」とは。

効率良く露出を増やすWEB広告運用

不足している露出を補う為にWEB広告を活用しますが、絶対にやってはいけないのが闇雲な露出施策です。
そして、ここがご理解を得にくいのですが取り扱っている「商品やサービス」を求めている人をターゲットにしてもいけません。一見成約に一番近そうですが、そのようなターゲットは広告を通してWEBサイトへ訪問をしても必ず競合他社と比較検討するので広告の無駄打ちが多いからです。効率良く露出するには、ターゲットに気づきを与え、ユーザーになってもらう新規顧客獲得のほうが予算も抑えられます。

過去コラム参照:
WEB広告の予算の立て方のコツ

まとめ

「不況だからこそ広告・販売促進費を掛けるべき」が大前提としてあります。不況は簡単に言うと成約率が通常より落ちている状態であり、成約率向上施策や露出増加施策が提案の根幹として重要です。WEBサイトは低予算で効率良く顧客と繋がりを保てる方法だ、と言うことを推しきる根拠を取り揃えないとなかなかクライアントは提案を受け入れないでしょう。
新しい販売戦略が各業界で求められている中、WEBを活用した販売戦略は改めて注目されています。この機会に貴社の提案戦略も改めて考えてみるのはいかがでしょうか?本コラムについてもう少し詳しく聞きたい方はお気軽にお問い合わせください。

 

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業の営業マントレーニングを行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

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この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。