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【BtoB中小企業のリードナーチャリング】WEBを活用した4つのマーケティング施策 #2(メルマガ編)

リードナーチャリングとは、見込顧客(自社の商品・サービスを購入してくれる見込みのある人々)に対して、その購入可能性を高めて行くための活動を意味します。本シリーズでは、BtoB事業に取り組む中小企業の視点から、顧客を獲得し売り上げを伸ばしていくための4つのWEBマーケティング施策をご紹介します。

前回記事「【BtoB中小企業のリードナーチャリング】WEBを活用した4つのマーケティング施策 #1(リードリスト編)」では、全てのリードナーチャリング施策の基盤となる「リードリスト」の作成について、概要と作成時のポイントをご紹介しました。第二回となる本記事では、このリードリストを活用した顧客との接点増加や、自社への理解や興味関心を醸成するためのメールマガジンの配信について、概要を解説します。

メールマガジンとステップメール

一般的に、企業から見込顧客や登録者などを対象に配信されるメールには2種類あります。一つはなじみ深い「メールマガジン(メルマガ)」で、もう一つが「ステップメール」です。

メルマガは、自社のサービスや商品、またキャンペーンに関する情報などを企業側のタイミングで定期的に、もしくは不定期に送るものです。
一方ステップメールは、見込顧客の関心や行動に応じて、あらかじめ準備していたメールを配信するものです。ステップメールは、シナリオと呼ばれるユーザーの購入までのプロセスにおいて複数回配信されていることが多く、段階的に見込顧客の購買意欲を高めて行くことが可能です。メールマガジンとは異なり、配信のタイミングが極めて重要なステップメールですが、MAツールの浸透により、見込顧客における自社のサイト上での行動や、過去に送ったメールの開封状況などのデータを蓄積することで、ある一定の行動が発生した際にあらかじめ用意しておいたメールを自動的に配信するといった活用も一般化しつつあります。

メルマガとステップメールは、その目的や対象を切り分け、別々に施策設計をしなければなりませんが、特に配信のタイミングと内容の設計が重要なステップメールについては、どれぐらいの頻度で・どんな顧客に・どんな内容を送るのかを、カスタマージャーニーを意識しながら詳細に設計し、運用をしながらチューニングを行っていくことが有効です。

まとめ

BtoB事業に取り組む中小企業の視点から、顧客を獲得し売り上げを伸ばしていくための4つのWEBマーケティング施策をご紹介する本シリーズ。第2回となる本記事では、顧客との接点増加や自社への理解や興味関心を醸成するためのメールマガジンの配信についてご紹介致しました。次回以降の記事では、リードナーチャリングのためのホワイトペーパー配布について、引き続きご紹介します。

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB集客・販促支援を行っています。詳しくはサービスページ【WEB集客・販促支援】をご覧ください。

 

【BtoB中小企業のリードナーチャリング】シリーズ
WEBを活用した4つのマーケティング施策
WEBを活用した4つのマーケティング施策(リードリスト編)

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矢野口聡
この記事を書いた人
矢野口 聡

長野県出身。東京大学大学院にて工学修士取得後、国内大手メーカーに技術職として入社。 ディスプレイ材料の研究開発に従事し、新製品の立ち上げから製品化に至る一連の製品ライフサイクルに携わる。 地域のモノづくり企業における持続的な発展や、経営課題の解決に取り組みたいという思いから、グローカルへ参画。社内の新規事業立ち上げを中心に、事業戦略から人事組織事業、WEB集客・販促事業におけるコンサルタントを兼務。