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WEBマーケティング

これだけは知っておきたい!分析に使えるGoogleアナリティクスの設定10選<2>

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皆様こんにちは!

グローカル歴1年10ヶ月、地域集客コンサルタントのカトエリです。

 

WEB集客を考える上で欠かせない、

アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」。

「すごく便利なツールというのは理解しているけれど、

時間がなくて十分使いこなせていない!」という方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方のために、私が日々お客様のWEB集客をお手伝いする上で、

「簡単にできて、なおかつこれだけは押さえておきたい」

と考える設定方法や分析方法を10回に分けてお伝えいたします。

前回のお話はこちらをご確認ください。

https://www.glcl.co.jp/analysis/post/793

 

今回は『コンバージョン設定』のお話です。

予約完了ページや商品購入完了ページなどへの到達を

自社サイトのコンバージョンとして設定している方は多いかと思います。

(もししていなければ、至急設定してください!)

 

では、設定したコンバージョンをどのように活用しているでしょうか?

「この期間のコンバージョン数は○○だった」

「先月に比べて、今月のコンバージョン率は△%あがった」

など、コンバージョンを“結果”として捉えている方も多く見受けられます。

 

しかし、「自社サイトの集客UPのためのアクセス分析」を前提とした場合、

コンバージョンは、その過程のKPI指標を設定しなければ、

あまり意味をなさないと言えるかと思います。

 

例えば「自社サイトのコンバージョン率を1%改善する」

という目標を立てたときに、具体的な打ち手はすぐに思いつくでしょうか?

 

もちろん、思いつかないことはないですが、

考えられる膨大な打ち手を目の前に、

どの打ち手を優先すべきかを見極めるのに

非常に苦労すると思います。

 

一方、同じ「自社サイトのコンバージョン率を1%改善する」

という目標を掲げた場合、事前に、

・ページ滞在時間が5分以上のユーザーのうち10%がコンバージョンしている

・1か月の訪問回数が3回以上のユーザーのうち8%がコンバージョンしている

・○○ページから△△ページに遷移したユーザーのうち5%がコンバージョンしている

ということがわかっていれば、

打ち手の優先順位は自ずと見えてくるものです。

 

コンバージョンを設定したら、

まずは最初にコンバージョンと非コンバージョンのセッションを

比較し、「コンバージョンするためのKPI指標」、

つまり「コンバージョンするためにクリアすべき過程の指標」を

事前に洗い出しておくことが重要となります。

 

当社では、自社サイトでの集客を伸ばすことを前提とした

無料アクセス解析サービスも実施しております。

ご興味のある方は、ぜひお気軽に下記からお申込みください。

https://www.glcl.co.jp/contact

 

次回は、『オーガニック検索と検索クエリの比較』についてお伝えします。

加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。