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「売上の公式」から見る今やるべきWEBマーケティング施策【その5】

こんにちは!
WEB集客・販促事業部長のカトエリです。

 

「売上の公式」から見る
『今やるべきWEBマーケティング施策』
シリーズの第五回目です。

 

第一回目「売上の公式」はこちら
第二回目「SEO対策」はこちら
第三回目「ディスプレイ広告」はこちら
第四回目「ネイティブ広告」はこちら

 

このシリーズでは、
『売上=顧客数(新規顧客+リピート顧客)×成約率×顧客単価』
という「売上の公式」に則り、
【新規顧客増加】【リピート顧客増加】【成約率向上】【顧客単価向上】
それぞれに効くWEBマーケティング施策を
連載でお伝えいたします。

 

前回は、【新規顧客増加】に繋がる施策
のひとつ「ネイティブ広告」運用の際の
重要なポイントをお伝えしました。
本日も引き続き、
【新規顧客増加】において有効な施策である
「アフィリエイト広告」について
ご説明します。

 

アフィリエイト広告とは、
個人や法人が運営している
サイト上に情報を掲載し、
コンバージョンが発生した場合にのみ
課金される成果報酬型の広告です。

 

掲載料やクリック課金は発生せず、
コンバージョンのみに課金される仕組み
であるため、
基本的には無駄なコストが発生しない、
費用対効果の高い広告手法と言えます。

 

アフィリエイト広告の掲載方法は、
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)というアフィリエイト広告の掲載先
を束ねるサービスを提供している会社
に依頼するというのが一般的です。

 

アフィリエイト広告を掲載している
サイトの運営会社や個人は
ASPに登録しており、
ASPを介して出稿された広告の中から、
好きなものを選んで自サイトに掲載します。

 

そして、自サイトを経由してコンバージョン
した際の成果報酬の一部を、
ASPの提供会社を介して受け取っている
というビジネスモデルです。

 

言い換えると、
広告掲載側が
「自サイトに掲載した際に
コンバージョンしやすいかどうか」
という基準で広告を自由に選ぶため、
内容によっては
出稿した広告が全く掲載されない
ということも起こりえるということです。

 

このような特徴を持つアフィリエイト広告。
活用する際に
どのようなことに気を付けるべきか、
3つのポイントにまとめました。

 

① 費用対効果が見合うかどうかを見極める

 

成果報酬型の広告ではありますが、
ASPの利用料は固定費として発生します。
前述した通り、
掲載が保証されるわけではありませんので、
蓋を開けて見ると、
ほとんどどのサイトにも掲載されていなかった
ということが起こりえます。
固定費も含めて、費用対効果が見合うかどうかの見極めが重要です。

 

② アフィリエイト広告経由のコンバージョンが適切かを見極める

 

コンバージョンによって費用が発生する
アフィリエイト広告ですが、
そのサイトを経由したコンバージョンの質が
高いかどうかを見極めることも肝要です。

 

コンバージョンによっては、
「購入」など直接的な成果に繋がるもの
もありますが、
中には「資料請求」や「会員登録」など、
見込み顧客の獲得が目的のコンバージョン
もあります。

 

登録した会員が
何かしらのアクションを起こすことで、
ポイントが貯められる
『ポイントサイト』などでは、
「ポイントが欲しいためにとりあえず登録する」というユーザーもいるので、
コンバージョンをしていたとしても、
その後のアクションが見込まれるかどうか
を判断する必要があります。

 

③ アフィリエイト広告に頼り過ぎない

 

アフィリエイト広告は、長く続けていくと、
コンバージョン数は頭打ちになります。

 

その場合、他のASPサービス提供会社と提携したとしても、
アフィリエイト広告を行っている個人や法人
は複数会社に登録していることが多いため、
掲載サイトが重複するというのも
よくある話です。

 

アフィリエイト広告を
数ある販路のひとつとして、
依存し過ぎることなく
活用していくことが大切です。

 

 

今日はここまで。
次回もまた、【新規顧客増加】に繋がる
WEBマーケティング施策について
ご紹介します。

加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。