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WEBマーケティング

これだけは知っておきたい!分析に使える Googleアナリティクスの設定10選 <5>

皆様こんにちは!

地域集客コンサルタントのカトエリです。

 

WEB集客を考える上で欠かせない、
アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」。
「すごく便利なツールというのは理解しているけれど、
時間がなくて十分使いこなせていない!」という方も

多いのではないでしょうか?
そんな方のために、私が日々お客様のWEB集客を
お手伝いする上で、
「簡単にできて、なおかつこれだけは押さえておきたい」
と考える設定方法や分析方法を10回に分けて
お伝えいたします。

 

前回のお話はこちらをご確認ください。

https://www.glcl.co.jp/analysis/post/997

初回からご覧になりたい方はこちらをどうぞ!

https://www.glcl.co.jp/analysis/post/793

 

WEBページ改善の優先順位付けに便利な機能とは?

ここに、

(1)月間セッション数が1で、
直帰率が100%のページ

と、

(2)月間セッション数が1,000で、
直帰率が70%のページがあるとします。

サイトの直帰率を改善するために、
どちらのページの改修を優先するでしょうか?
恐らく、ほとんどの方が2と答えると思います。

 

しかし、
Googleアナリティクスで直帰率の高いページを
見るために、

 

「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「すべてのページ」から、
「直帰率」の高い順にページを並べるだけでは、
(1)のような、セッション数が少ない故に、
1つ1つのセッションの動きが大きく影響している
ページが上位にくる傾向があります。
母数が少ないために優先順位が高いとは言えないケースです。

 

「ある程度セッション数があり、直帰率が高いページ」を
抽出するためには、セッション数の高い順に
データをExcelでダウンロードし、
Excel上で直帰率の高い順に並び替える、という行程が
必要です。

 

しかし、Googleアナリティクス上で、
その行程を一気にやってしまえる機能があります。

 

それが、

「加重」並び替え機能。

 

「直帰率」をパーセンテージの大きい順に並び替えると、
表の上の「並び替えの種類」から
「加重」並び替えが選択できるようになります。

 

これを選択すると、セッション数で重みづけされた
「直帰率」の高いページを一目で見ることができ、
非常に便利です。

 

「直帰率」以外でも、各レポートの「新規セッション率」
「離脱率」「コンバージョン率」
でも同じような「加重」並び替え機能が活用できます。

 

ぜひ上手に活用して、WEBマーケティングの「時短」
繋げましょう!
次回は、「リマーケティング広告のさらなる活用方法」
についてです。

 

加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。