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【宿泊施設】「自社集客に成功する会社、しない会社」とは

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業界を問わず、自社サイト(公式サイト)での集客がメイン課題であることは、

言うまでもありません。

ひと言でいうと、「直販率の向上」ということですが、

宿泊業界においても例外ではなく、

避けては通れない課題となっています。

 

なぜ「メイン課題」、「避けては通れない課題」というのかと言えば、

自社サイトでの集客は、『最も利益率が高く、お客様を直接集客できるチャネル』のため、

様々な理由で手数料アップなどのリスクに影響を受けにくいことは、

皆様もご存じのとおりです。

 

もちろん、「自社サイト集客に力をいれていない」という企業はないと思います。

「自社サイト集客に力をいれていますか?」と質問をすれば、

必ず「力を入れています」という回答が返ってきます。

 

しかしながら、問題は「力を入れています」の方向性・手順が正しいかどうかが、

成否を分ける大きな要因となります。

 

自社サイト集客に力を入れるとは、

自社サイトリニューアルをすること自体ではないのです。

見た目を綺麗なサイトにして、

「お部屋」・「お風呂」・「お食事」・「その他施設情報」・「アクセス情報」など

を提示するだけで集客につながる時代は終焉を迎えていることは業界の誰もが知るところです。

 

平たく言えば、こういったサイトは、

「身なりのきちんとした男前ではあるものの、話の面白くない男性」のようなもので、

デートに誘うにしても、

「自分の男前ぶりはアピールできても、具体的な提案がない」

つまり、口説く力が全くない人なので、結果意中の人をデートに誘えない、

寄ってくるのは一部の、ルックスに惹かれたミーハーな人だけになってしまうのです。

 

もちろん、意中の人でなくとも、人が寄ってくるならそれでいいという人もいるかもしれません。

しかしながら、宿泊施設でこういうスタンスで自社集客をしようとする人は残念なことに

成功することは難しいと言わざるを得ません。

 

自社集客に成功している宿泊施設とは、

必ず個人でいうところの意中の人、つまり、

「ターゲット顧客を明確にし、どのように口説くかを検討し抜き、コンテンツに落としこむ」

ことをしたうえで、自社サイトのリニューアルや新着情報・ブログ・Facebookなどでの情報発信、

プラン企画、GoogleやYahoo!でランディングページを活用した広告展開を行っています。

 

施設によって、支配人、集客の責任者、フロントが兼務など、

自社集客を担う方は様々かと思いますが、誰が担当するにせよ、

ターゲット設定からスタートした一気通貫のストーリーのある集客をしています。

 

ではここで、自社集客成功のためにご確認いただきたい5つの質問です。

みなさんの施設では、

・ターゲットを口説くためのコンテンツが、5つ以上ありますか?

・どのターゲットを集客するかをイメージしてプランを企画していますか?

・ライバル施設を意識した、特典・値引き勝負のプランばかりになっていませんか?

・そもそも情報の羅列になっていませんか?

・今は集客できていなくても、中長期的に取り込んでいくターゲット顧客の人物像を明確にしていますか?

 

私たちがお客様と共に集客の最大化のために取り組む際には、

上記内容などを明確にして集客コンサルティングをスタートします。

 

コンサルティングの現場で最近特に感じますが、成功しているお客様は、

例外なく大半の施設が取り組んでいないストーリーある集客を実施しています。

 

コンサルティングに興味がある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

資料請求、無料診断、お見積もりのご依頼も受付しています。

 

自社サイト集客に成功するために、着手できるところを今日から取り組んでみませんか?

 

浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。