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地域集客

カトエリの地域集客を見直すための10のポイント<その2>

「地域プロモーションの費用を抑えたい」「今やっている取り組みの効果が見えない」

地域集客の現場でお聞きする悩みのネタは尽きません。

そんなお悩みを少しでも解決できればと、地域集客を見直す上での大切なポイントを

10個にまとめました。本日はポイントの2つ目をご紹介します。

 

■前回のポイントはコチラからどうぞ

https://www.glcl.co.jp/local-pr/post/469

 

ポイントの2つ目は、

『考えられるターゲットを全て洗い出し、検証しているか』というお話です。

 

「ターゲットを明確にして、ターゲットのニーズを喚起するようなアプローチをする」

というのは集客施策の基本ですが、

「ターゲット」を決めるにあたり、皆様はどのようなやり方で決めていますか?

 

「若い人が少ないからもっと若い人に来てもらおう」

「最近ファミリーが多くなってきているから、ファミリーの集客に注力しよう」など、

『思いつき』で発想していないでしょうか?

 

もちろん上記のような考え方も、顕在化されている課題を踏まえての発想なので、

間違いではありません。

しかし、このようなやり方でターゲットを設定すると、

ターゲットとして顕在化されていないものの、きちんとニーズを掘り起こせば集客できるはずの層、

いわゆる「隠れターゲット」を見落としてしまう可能性があります。

 

例えば、「市内の人の1人旅ニーズ」は本当にないのでしょうか?

受験生の娘を持ち、家に居場所がないお父さん。

そんなお父さんが、市内のホテルに泊まって、

誰に気兼ねすることなく自分の時間をゆっくり過ごす

―これも立派な「市内の人の1人旅ニーズ」です。

 

こうした「隠れターゲット」の見落としを防ぐためには、

考えられるターゲットを全て洗い出し、集客可能性を検証してみることがお薦めです。

 

皆様の地域でもぜひ、「隠れターゲット」を探してみませんか?

 

次回は、ポイント<その3>として「隠れターゲット」の最適な検証方法をご紹介します。

加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。