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採用戦略

【あなたの会社はいくつ当てはまりますか?】タイムリーに良い人材を採用できる中小企業の特徴(8)

前回に続き、「タイムリーに良い人材を採用できる中小企業の特徴」の5つ目、

「7.緊急の採用枠とは別に、良い人材であれば随時採用を検討している。」
について触れたいと思います。

自社にとって「良い人材」との出会うためのポイントはいくつかありますが、
その中でも意外と見落とし勝ちなのが、採用期間です。

 

通常、求人原稿への掲載を行い応募者を募りますが、求人情報の広報期間が短ければ短いほど、
良い人材と出会える可能性は低くなります。

 

(求人情報の広報期間は、ほとんどの場合、求人広告の掲載期間と同じになります)
逆を言えば、求人情報の広報期間が長ければ長いほど、良い人材と出会える可能性は高くなります。

もちろん、求人原稿への掲載は有料ですので、長期間掲載することはコスト的にも難しくなります。

紙媒体であれば、新聞の求人欄や折り込みチラシは1日単位、

フリーペーパーなどは1週間、1ヶ月単位、
WEBの求人広告は、2週間や1ヵ月単位となり、
求人広告を長い期間掲載すると、コストが非常に高くなります。

しかし、昨今では、WEB求人媒体で1ヶ月3万円程度で掲載できるものが出てきており、
比較的ローコストで長期間掲載することが可能になってきました。

 

 

また、ハローワークへの求人は、掲載できる情報量は他の求人媒体と比較して少ないものの、
無料で掲載できますので、長期間求人情報を広報することが可能です。

 

もちろん、求人広告を掲載する媒体によって、応募が期待できる人材層は変わってきますが、
自社の採用サイトの充実化を図り、応募者の知りたい情報を過不足なくそろえることで、
こういったローコストで掲載できる求人媒体との組み合わせで長期間求人情報を世の中に
発信することが可能になります。
こうして、採用サイトを充実化させることで、ローコストで通年採用が可能になります。
欠員補充や、急な増員の場合以外でも、「良い人材であれば通年を通して採用する」という
スタンスは優秀な人材を採用する上で非常に有効な手段と言えます。
自社の採用活動で、このような取り組みがなされているか、一度ご確認されてはいかがでしょうか?

 

 

今回まで計8回に渡り、【タイムリーに良い人材を採用できる中小企業の7つの特徴】について、
述べさせていただきました。
自社の事業を伸長させるべく、良い人材をタイムリーに採用するためのご参考になれば幸いです。

 

【用語説明】

※求職者・・・応募前の就職・転職希望者  ※応募者・・・企業の採用に応募をした求職者

浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。