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セミナー情報

【セミナー実施報告】中小企業こそ活用すべき「採用動画」のすすめ

採用のオンライン化が加速し、対面での選考の機会が減少したことにより、
「人材の見極めが困難になった」「ミスマッチを防ぎたい」といった悩みをもつ企業が増加しています。
一方で求職者側も、オンライン上で企業を見極めなくてはならず、よりリアルな情報を求める傾向が強まっています。

そこで注目されているのが、採用動画です。
動画は、記憶に残りやすい特性を持っており、よりリアルな情報を求職者に伝えることができます。
本セミナーでは、中小企業の採用戦略策定から採用サイト・採用動画制作までを手掛けるグローカルが、採用における動画の活用方法を解説しました。

なぜ採用動画が注目されているのか

①応募者の情報収集で動画活用は必須
スマートフォンでの動画視聴が日常化し、採用手法として注目されている採用動画
実際に、「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」によると、就活生の90%以上採用動画を求めており、採用動画を視聴したことがある学生の8割以上志望度が上昇した(※)と回答しています。

②圧倒的情報量と共に熱量も伝えられる
動画は文字の5,000倍の情報が吸収でき、動画1分間でWEBサイト3,600ページ分の情報量があると言われています。
採用動画を有効に活用することで、企業の思いやビジョン・社風・熱量がより伝わりやすくなります。

③より自社に合った人材を採用することができる
オンライン上での選考が増えた現在、従来に比べて求職者とのマッチングが困難になっています。
採用動画を活用することで、テキストだけでは伝わらない、リアルな情報や熱量が伝わり、人材のミスマッチを防ぐことが出来ます。

 

(※出典:レバレジーズ・プルークス調査・2020年)

良い動画の条件

①登場する経営者や社員が自然体
あらかじめ作成した台本を読むインタビューでは、その人自身の良さや魅力が出にくくなるというデメリットがあります。
自然体な、現場の生の声や生の表情をお届けすることで、求職者が実際に働くイメージをしやすくなります。

②CGやエフェクトが過剰過ぎない
過度なCGや映像効果など、見た目を重視しすぎることで、内容がぼやけてしまう可能性があります。
インタビュー素材を最大限活用し、ターゲットである視聴者の理解を促進するための適切な編集が重要です。

③メッセージ・魅力がわかりやすい
企業の魅力をいかに求職者に伝えるかが重要なポイントです。
企業の考えや大切にしている想いや熱意を伝えることで説得力が増し、求職者の心を動かすことに繋がります。

採用動画を制作する際のポイント

①目的別に使用する動画を使い分ける
採用活動のどの部分使いどのような効果を狙うか、目的を明確にしておくことが重要です。
下記のように、それぞれの目的に合わせて動画を制作し、使い分ける必要があります。
説明会動画→メールリンクで知名度を上げ、応募の母集団形成
仕事風景動画→仕事のリアルやカルチャーなど自社の魅力を伝達
インタビュー動画→社員の価値観を伝え、自身にマッチするかを判断

②制作会社は編集力だけで選ばない
「制作会社の選び方=企画力×インタビュー力×撮影力×編集力」
採用動画に必要なものは編集力だけではありません。
応募者に会社の魅力を伝えるための企画や構成、インタビューを受ける方が自然体で話すことが出来、魅力を引き出せるインタビュー力なども重要です。

③採用動画が採用に及ぼす影響を考慮し、費用の妥当性を検討する
採用動画は採用人数・使用年数が多くなるほど費用対効果が高くなります。
採用動画にかける費用は、動画制作単体ではなく、採用活動全体で見たときの影響力や、コストパフォーマンスなどを加味し判断しましょう。

まとめ

「中小企業こそ活用すべき『採用動画』のすすめセミナー」でお伝えした、採用動画の考え方や、採用動画制作のポイントを紹介いたしました。

「中小企業の採用動画の活用事例について知りたい」「採用動画に興味はあるが、どこから手を付けるべきか迷っている」などお悩みがございましたら、ぜひ当社の無料相談をご活用ください。無料相談は下記から受け付けております。
https://www.glcl.co.jp/contact/

白土昴
この記事を書いた人
白土 昴

東京学芸大学で音楽教育を学んだ後、新卒で株式会社ローソンに入社。秋田・青森・宮城を中心にFC店舗のオーナー・アルバイト育成から経営指導まで携わる。2019年6月に株式会社グローカルに入社。自社採用・広報・庶務・アシスタントとして勤務。