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これだけは知っておきたい! 分析に使える Googleアナリティクスの設定10選

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こんにちは、地域集客コンサルタントのカトエリです。

 

WEB集客を考える上で欠かせない、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」

「すごく便利なツールというのは理解しているけれど、時間がなくて十分使いこなせていない!」

 

という方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、私が日々お客様のWEB集客をお手伝いする上で、「簡単にできて、なおかつこれだけは押さえておきたい」と考える設定方法や分析方法を10回に分けてお伝えいたします。このシリーズも8回目となりました!

 

前回のお話はこちらをご確認ください。

これだけは知っておきたい! 分析に使える Googleアナリティクスの設定10選

 

いきなりですが、質問です。

 

「皆様が日々管理されているサイトにおいて、ユーザーが最もコンバージョンしやすいのは、何回目の訪問のタイミングでしょうか?」

この数値を把握している!という方が多いかといえばなかなかそうではないかもしれません。

 

ネット上の予約や購入などのコンバージョンは、必ずしも一回の訪問で達成されるとは限りません。

 

他のサイトと比較したり、後日改めて検討しようと考えたりした経験は、誰しもが一度はあるかと思います。

 

サイトを運営する側としては、このような「見込み顧客」のニーズを捉え、コンバージョンまで引き上げるための施策を打つことが非常に重要です。

 

そのための手段として、一度サイトを訪れたことのあるユーザーに対して、追いかけて広告を配信する「リマーケティング広告」がありますが、むやみやたらに追いかけても意味がありません。

 

そこで、重要なのが前述した指標です。

 

例えば、とあるサイトで訪問回数別のコンバージョン率を測定すると、3~4回訪れたユーザーのコンバージョン率が最も高かったとします。

 

そうすると、そのサイトを1、2回訪れているユーザーに対し、再度訪問を促すようなアプローチができれば、コンバージョンは増加すると考えられます。

 

その仮説のもと、「1、2回訪問のユーザーに絞ってリマーケティング広告を配信する」などすれば、効果的かつ効率的に具体的施策を検討することができるのです。

 

また、訪問回数別にユーザーが閲覧しているページに差があるのであれば、ページの内容をその訪問回数に見合った内容に書き変えるなど、サイト改善を検討するにおいても、訪問回数別のユーザーの行動分析は非常に有効です。

 

訪問回数別のユーザーの行動を分析するには、Googleアナリティクスにおいて、

 

・セッション数=1回

・セッション数=2回

・セッション数=3回

 

というように、回数別のセグメントを新たに作成することが必要です。

 

「そう言われてみると、回数別に訪問ユーザーの分析をしたことがなかったな」という方がいらっしゃいましたら、ぜひやってみてください。

 

次回は9回目。「広告経由で新規訪問したユーザーがその後リピーターになっているかを分析する」ということについて、お話したいと思います。

 

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加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。