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地域集客

地域に足を運んでもらうためのプロモーションで大事なこと。

 

地域経済の活性化をご支援することで、地域全体の活性化に寄与して行きたいと思い起業してもうすぐ丸3年。

宿泊施設をはじめ、ブライダル施設、不動産業、弁護士事務所、ネットスーパーなど様々な業態の集客のご支援をしてきましたが、

今年5月からこれまで旅行媒体の会社で地域振興の仕事をしていたメンバーが加入したことにより、

本格的に地域振興事業を当社でもスタートしました。

事業をスタートして半年経ちましたが、そこで感じるもののひとつとして、

『観光スポットの知名度を精一杯上げて行きたい』という方針はわからなくはないものの、

知名度をいくら上げたところで人(観光客)が動くことには直結しないということです。

 

 

【地域に足を運ばせることに必要なこと】

 

認知 = 情報への接触×最低限の理解
興味 = 認知×メリットの理解
行動 = 興味×自身にとっての必然性

 

認知するだけでは、人はその地域に行くという行動を起こさない。
興味を持つだけでは、人はその地域に行くという行動を起こさない。
行動を起こすのは、自身にとって、その地域に行く必然性を感じた場合だけです。

 

『行動 >> 興味 >> 認知』

 

必然性の喚起において、この3つは大きな差があります。
プロモーションを行う際には、行動を起こさせたいターゲットにとって「なぜそれをする必要があるのか」を伝える必要があります。

 

何をすべきかを平たく言えば、意中の人をデートに誘う時の会話そのものとも言えるのではないでしょうか。

 

仕事だから特別だとか、ウチの業界は特殊だとかいうのではなく、

人間の意思決定ロジックは極めて普通の感覚ですので、

ターゲットとなる顧客がどのように考えるのかをシンプルに考えてプロモーションをするという原点に、

今こそ立ち返ることが必要であるように思います。

 

 

浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。