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中小企業のコンサルティング

【社長業】中小企業の事業伸長に貢献するコンサルタントの人材像

中小企業において、社長のパフォーマンスを最大化することは、時に何よりも優先される場合が多々あります。そのために有効な手段のひとつとして、社長の壁打ち相手となるコンサルタントを活用することが挙げられますが、この場合自社の課題にマッチしたコンサルタントを選ぶことが非常に重要になります。自社にマッチしたコンサルタントとは、自社の抱える課題を解決できることはもちろんのこと、中小企業の舵取りを行う社長との相性も非常に重要になります。
このページでは、中小企業経営者が売上・利益向上させ、組織を活性化するために「自社にマッチしたコンサルタントを選ぶ」ポイントについて解説したいと思います。

経営課題を解決する最適なコンサルタントを選び、自社のビジネスを加速する

中小企業において、事業伸長に貢献するコンサルタントを雇う際に、組織の課題解決ができるだけでなく、経営者である社長や経営幹部と円滑なコミュニケーションを取り、一丸となって取り組める人材であることが不可欠です。そうしたコンサルタントを選ぶ際に、必ず押さえたいポイントがあります。

自社の事業伸長に貢献し得る最適なコンサルタントを選ぶ3つのポイント
1.ゼロベース思考と精度の高い仮説思考を持っている
2.経営者と共に目指すべきゴールを描き実現する力を持っている
3.経営幹部や従業員も巻き込み改革を行うことができる

「1.ゼロベース思考と精度の高い仮説思考を持っている」について
選ぶべきコンサルタントは、目先の課題に捉われることなく自社の状況を俯瞰して捉え、ゼロベースで課題設定・解決策を検討することができるだけでなく、精度の高い仮説思考を如何なく発揮し、他業界のセオリーで自社に活用できるものを見極め導入しイノベーションを図ることはもちろん、経営者でも見落としているような勝ち筋を見出すことができる。

「2.経営者と共に目指すべきゴールを描き実現する力を持っている」について
選ぶべきコンサルタントは、経営者の顕在化したニーズを叶えることのみにコミットするのではなく、経営者である社長とのディスカッションを通して、目指すべきゴールの設定を共に行うところから伴走することができるため、経営者の潜在ニーズも引き出すことができる。こうしたスタイルでコンサルティングを行うことが、真の課題解決につながることを知っている。

「3.経営幹部や従業員も巻き込み改革を行うことができる」について
選ぶべきコンサルタントは、経営者である社長だけでなく、社長の脇を固め経営を担う経営幹部にもプロジェクトの趣旨を浸透させることができ、結果として経営幹部の自走を引き出すことができる。そうすることで、経営幹部から現場の従業員への指示出しが明確になり、結果を出す上で効率的に戦略・戦術を実行することができる。

中小企業において、コンサルタントを有効活用することは、事業伸長を行う上で効果的な施策のひとつであると言えます。しかしながら、自社にマッチしたコンサルタントを選べるかどうかで、結果は大きく異なってきます。ゆえに、コンサルタントを雇う前に、コンサルタントを選ぶ際の3つのポイントをしっかり確認することが重要です。

まとめ

中小企業において、自社にマッチしたコンサルタントを選ぶ際には、あらかじめ確認すべきポイントを明確にするだけでなく、雇うかどうかの意思決定を行う際の面談の際には、コンサルタントの実績やコンサルティング力に加え、コンサルタントとしてのスタンス・スタイルもしっかりと確認することが必須です。また、一度雇ったからには、結果を出すまで一蓮托生で動くことになりますので、共に課題に挑む仲間として信頼できるかどうかという観点で見極めることが重要です。

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業の経営戦略策定支援を行っています。詳しくはサービスページ【仮説思考型経営戦略策定支援】をご覧ください。

浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。