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【緊急提言】こんなWEBマーケティングの会社には注意

非常に驚いたことがありました。

現在、とあるWEB広告代理店にWEB広告運用を依頼している企業様からお問い合わせがあり、いろいろとヒアリングを行いました。

詳しくお話を伺うと、広告運用の結果報告として、成約数は教えてくれるが、広告からのクリック数は非公開。広告運用をしているWEBサイトは、WEB広告代理店が無料で作成してくれたものだが、毎月売り上げの一部をサイト管理費として支払っている。そのWEBサイトのアクセス解析も、WEB広告代理店が担当しているが、サイトのセッション数やPVは非公開。売り上げはある程度立っているので、広告運用自体に不満はないが、非公開の数値があるため、イマイチ信用できない、とのことでした。

クリック数非公開が意味するもの

WEB広告は、クリック毎に課金されます。クリック数は、月にかけている広告費を平均クリック単価で割れば出てきます。そのクリック数を非公開にするということは、預けた広告費を全部使っていない可能性があります。「売り上げが立っているので不満はない」とのことですが、もしかしたら、その売上を上げるためには掛けている広告費の半分で済むかもしれませんし、そもそもその広告費に売上額が見合っているのかも不明です。
広告運用において、お預かりした広告費の中でどれだけクリックされたかは、広告効果を測る上で重要な指標でもあります。そのクリック数が非公開なのはありえないのです。

WEBサイトを無料で作成

今回のご相談のケースは、WEB広告運用とWEBサイト制作をWEB広告代理店に任せていて、サイトの所有者はご相談頂いた企業様ではなく、そのWEB広告代理店となっています。
そのため、もし他のマーケティング会社に乗り換えるとなると、広告が止まるだけではなく、WEBサイトも失うことになります。WEBマーケティングにおいて、ユーザーの最終着地点であるWEBサイトを失うのは、販売が止まることでもあります。つまり、他社に乗り換えるのは難しいと企業様が思うであろう部分を突いてきているのです。サイト制作代が無料であったということは、分割払いと違って終わりがありません。ずっとサイト管理費として売上の何%かを払い続けることになります。サイト管理費の値上げも、先方の思うがままです。

世の中、無料を謳っているものほど、結果的に高くつくものはありません。

WEBサイト制作には初期投資が掛かりますが、その後のサイト運営によって回収できる時が必ず来ます。

まとめ

グローカルでは、google広告でもyahoo広告でも、管理画面を常にクライアント様と共有しています。月次の報告書も、オリジナルのフォームではなく、広告結果が表示されている管理画面をキャプチャーして、クリック数やクリック単価、月間広告費等をご覧頂き、透明性の高い広告運用をしています。加えて、広告費用もクライアント様から直接googleやyahooへ振り込みして頂いております。
また、売上目標や広告予算に合わせて最大限の効果を発揮する戦略を立てることにより、1日の広告費が500円というクライアント様もいらっしゃいます。現在の広告運用からのお乗り換えの相談、見直しの相談は常に承っております。お気軽にフォームよりお問い合わせください。

 

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB集客・販促支援を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

takayoshi.ishikawa
この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。