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経営戦略

中小企業としてのSDGsへの取り組み⑥

前回のコラムまでで、SDGs活動開始宣言からの取り組みから進捗確認、改善点の洗い出し、活動状況の広報と見てきました。初年度はたいてい様々なことを試しながら活動を進めることとなりますが、それも全て継続させるための通過点です。初年度の取り組みが終了したら、次年度の目標を設定しなければなりません。

次年度の目標設定

初年度の目標に対しての状況、進捗、結果を省みて、次年度の目標設定を行いましょう。

次年度は初年度より少々高い目標を設定します。新しいテーマの目標を追加するのも良いでしょう。
SDGs活動を通して企業価値を高めるには、意欲的な目標を掲げ、その目標達成に向けて社全体で取り組むことが肝要になってきます。
より高い目標にすることで社会や環境に大きく貢献できます。

しかしながら、取り組みを継続することが一番重要ですので、あまりにも高い目標では、本業に悪影響が出る可能性がありますし、従業員のSDGs活動のモチベーションを下げることにもなりかねないので注意が必要です。

まとめ

SDGs活動を通じて社会や環境に貢献することは、中小企業でも充分可能です。
社会的に意義のある活動を行い、環境にも配慮している企業であるなら、従業員や取引先企業だけでなく顧客からも信頼を得られ、今まで以上に業績を伸ばすことが期待できます。

できることから始めるスモールスタートで問題ありません。無理なく楽しく続けられることこそがSDGs活動にとって最も価値のあることと言えます。

 

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業の経営戦略策定支援を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

takayoshi.ishikawa
この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。