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【入門編】WEBマーケティング

【SNS編⑧】「LINE公式アカウント」アカウント作成と運用のポイント〈前編〉

日本では8400万人もの月間利用者数(2020年3月末時点/LINE for Businessより)をほこるLINEは、既にインフラ化しており、企業だけではなく、国や地方公共団体も積極的に活用しているツールです。皆様がご存じの通り、「個人と個人」または「個人と企業」がコミュニケーションを取ることのできるメッセージツールですが、近年ではLINE PAYやLINE グルメ予約など、あらゆる機能が追加されています。
ビジネスでの利用は、無料~有料のプランがあり、いずれも「LINE公式アカウント」を作成することで使用可能です。このページでは、LINE公式アカウントのアカウント作成について解説します。

LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントとは、個人または法人用のLINEアカウントのことで、個人や企業が不特定多数にメッセージを送信したり、設定によっては個人との相互コミュニケーションを取ることが可能です。アカウントは2種類あり、アカウント作成自体は無料ですが、料金プランがフリープランを含む3種類用意されています。

 

①アカウントの種類
・認証済みアカウント
LINEの審査を通過した、いわばLINEの公認アカウントです。審査申請はどなたでも可能ですが、審査に10日程度を要します。※審査内容の詳細については、こちら(https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190829/)をご覧ください。
・未認証アカウント
LINEの審査がないため、どなたでも申請が可能です。

 

②料金プラン
・フリープラン
月額固定費が無料で、月に1000通までのメッセージ送信が可能。メッセージ通数の追加ができない。
・ライトプラン
月額固定費5,000円で、月に15,000通までのメッセージ送信が可能。それ以上のメッセージ送信は5円/1通で追加が可能。
・スタンダードプラン
月額固定費が15,000円で、月に45,000通までのメッセージ送信が可能。それ以上のメッセージ送信は、最大3円/1通(追加メッセージの合計数により金額が変動)で追加が可能。

プランごとの基本的な機能の差異はありませんが、送信できるメッセージ通数が異なります。
ライトプラン/スタンダートプランは既定のメッセージ通数に追加してメッセージを送信することが可能(別途有料)ですが、フリープランでは決められた1000通のみの運用となります。

 

③アカウント作成方法
LINE公式アカウントは、以下のURLから作成ができます。
https://www.linebiz.com/jp/entry/
LINEビジネスIDの作成が必要なため、お持ちでない方はまずIDの作成を行います(無料)。

まとめ

今回は、ビジネスでLINEを活用する際に必要となる「LINE公式アカウント」について解説いたしました。FacebookやTwitterと異なり、LINEは明確に「ビジネス用」のプランが用意され、プランによっては利用料金がかかります。LINEをビジネス活用する場合、特に有料プランを使用する場合は、目的を明確にして費用対効果を図ることも必要となります。
次回は、LINE公式アカウントの活用方法について解説いたします。

 

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白土昴
この記事を書いた人
白土 昴

東京学芸大学で音楽教育を学んだ後、新卒で株式会社ローソンに入社。秋田・青森・宮城を中心にFC店舗のオーナー・アルバイト育成から経営指導まで携わる。2019年6月に株式会社グローカルに入社。自社採用・広報・庶務・アシスタントとして勤務。