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北関東マーケットの攻略方法【中小企業の地方営業シリーズ⑤】

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東西に長い日本は、エリアによって地域性や文化・歴史が異なり、新たにマーケット開拓を行うためにはそれぞれのエリアに合った戦略を立てる必要があります。

このシリーズでは、地方の中小企業の経営支援を行うコンサルティング会社としての知見を活かし、中小企業やマーケットシェアの低い企業における、新規エリア開拓時の地域別の攻略方法をご紹介します。

本ページは北関東編です。

北関東マーケットの概要

茨城県・栃木県・群馬県の3県からなる北関東。面積は日本の約5%、人口は約5.52%、都道府県別GDPは約5.6%です。東京から繋がる幹線道路沿いに大きな商圏が形成されており、アクセスもよいため、既に多くの競合が参入しているエリアであることが想定されます。

東京と国道6号線で繋がる人口67万人の水戸圏、国道4号線で繋がる110万人の宇都宮圏、国道17号線で繋がる126万人の前橋圏が北関東の3大商圏です。このように、東京から放射線状に伸びる幹線道路沿いに商圏が存在していますが、北関東自動車道がそれらの商圏を横断的に結んでいます。

幹線道路から外れた第2、第3の商圏が狙い目

前述した通り、水戸圏・宇都宮圏・前橋圏については、既に大企業や競合が数多く参入していることが考えられます。この状況下で、中小企業やマーケットシェアが低い企業が狙うべきは、東京と繋がる幹線道路から外れた第2、第3の商圏です。茨城県で言えば西部、栃木県で言えば南部、群馬県で言えば東部が幹線道路沿いの最大商圏から離れ、他社が手薄になりがちなエリアです。

具体的には、茨城県では古河市や筑西市、栃木県では、小山市や佐野市、栃木市、群馬県では太田市などが該当します。それぞれ、古河圏と筑西圏で36万人、小山圏・佐野圏・栃木圏で49万人、太田圏で61万人と十分な商圏を持っています。

また、特徴として、古河圏には栃木県の野木町が、太田圏には栃木県の足利市が入るなど、県を跨いだ商圏が形成されていることが挙げられます。行政区分に捉われすぎないよう注意が必要です。ちょうど中間地点である小山市を拠点に、それぞれを攻略することをおすすめします。

まとめ

東京からの幹線道路から少し離れた第2、第3の商圏から狙っていくのが北関東マーケットでの戦い方です。ぜひ参考にしてみてください。

次回は、首都圏(南関東)マーケットの攻略方法をご紹介します。

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業の営業戦略策定支援を行っています。詳しくはこちらのページ(https://www.glcl.co.jp/service/sales_strategy/)をご覧ください。

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