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【社長業】中小企業の社長が絶対に抑えておきたい「資金繰り」のポイント

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中小企業の社長にとって基本中の基本であり、絶対に欠かせない社長業の一つが「資金繰り」です。
しかしながら、この資金繰りについてのセオリーは諸説あります。顧問税理士の考え方に影響される傾向にあったり、借り入れを良しとしない現金主義に傾倒しすぎている傾向にあったりとその考え方は様々です。
企業経営のスタンスとして「攻めの姿勢」あるいは「守りの姿勢」のいずれかということではなく、リーマンショックやコロナショックのような経済危機を迎えた場合であっても、中小企業が企業経営を継続するために耐え得る「資金繰り」とはどのようなものであるかを正しく理解することが重要です。
このページでは、中小企業経営者が社長業において必ず押さえておきたい「資金繰り」のポイントについて解説したいと思います。

社長業として取り組むべき、テクニックではない、本質的な中小企業の資金繰りのポイント

中小企業における「資金繰り」のポイントは、「銀行からの借り入れ」のテクニックが重要ということではありません。中小企業においての安定とは事業伸長が継続している状態であり、それを支えるためには過不足のない資金が必要となります。ここでいう過不足がないというのは、リーマンショックやコロナショックのような経済危機が訪れた場合であっても、慌てることなく事業を継続できる状態を指します。こうした経営を実現するために、必要となる中小企業経営の考え方を端的にまとめたポイントが下記になります。

【社長業:中小企業における資金繰りのポイント】
1)銀行は「返してくれる会社」に融資したいので、融資を受けてきちんと返済し実績をつくることで信用を獲得する。

2)事業経営はキャッシュが循環することが重要なため、B/Sにおける現預金に幅を持たせることで倒産リスクを最小にする。

3)中小企業の企業経営においては、利益率ではなく利益額に重きを置くことで、経営判断を間違えづらくする。

4)キャッシュは貯めるのではなく回すことで新たな利益を生むので、「リード獲得」「社員教育」「業務改善」に積極的に投資する。

5)事業を伸長させるための投資額は、個人の生活レベルの金銭感覚とは大きく異なるため、意識的にキャップを外す。

6)事業に集中できる環境をつくるために、利息は気にせず、金利が高くとも借りられる金額を大きくすることを優先する。

7)金利3%の場合、1万円の利息は300円。利息を1万円札に描かれている「福沢諭吉」の人件費と捉えると「福沢諭吉」の人件費は年間300円。

8)金利は銀行における自社の格付で決まるためすぐには下がらない。そのため、金利は高くとも「長期借入」で借り返済遅れず行う。

9)特に必要のない時にも積極的に資金を調達することで、キャッシュに余裕のある状態をつくると、銀行からの更なる借り入れがしやすくなる。

10)中小企業は、地方銀行2、信用金庫2、政府系金融機関2の合計6機関と取引を行い、最もコミットしてくれる金融機関をメインバンクとする。

11)銀行に融資を申し込む際には、3か年分の試算表を作成し、現状から目指すべき姿になるまでのシナリオを数値で語る。

この「中小企業における資金繰りのポイント」を踏まえることで、
「資金繰り」の面で事業伸長を継続させる基盤をつくることが重要と言えます。

まとめ

中小企業の資金繰りのポイントは、リーマンショックやコロナショックのような経済危機が来た場合であっても、慌てることなく事業を継続できる状態を保てる資金面の余裕をつくることであると言えます。
極論を言えば、今すぐ資金のニーズがなくとも、新規で飛込みで来た金融機関の営業マンとのコミュニケーションを丁寧に行ったり、既存取引のある金融機関の営業マンが予算達成のために融資の依頼をして来た場合などには、前向きに対応したりするなども、先々を見越した時に非常に有効であるとも言えます。
中小企業の資金繰りは、常に最悪の事態を想定して動くことが重要です。

 

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