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アフターコロナにおける宿泊施設・観光施設でとるべき感染症防止対策

ニューノーマルとも言われるwithコロナ・アフターコロナ時代。来店型ビジネスである宿泊施設や観光施設においては、マスクや消毒など、徹底した感染症防止対策が求められています。では、具体的にどのような対策をすればお客様に安心して来館いただけるのでしょうか?このページでは、リクルートじゃらんリサーチセンターが行った「新型コロナウイルス感染症の旅行市場への影響」調査に基づき、「アフターコロナにおける宿泊施設・観光施設でとるべき感染症防止対策」についてご紹介いたします。

【施設別】旅行者が求める感染症防止対策とは

「新型コロナウイルス感染症の旅行市場への影響」調査では、「宿泊施設」「屋内型施設」「屋外型施設」それぞれにおいて、旅行者がどのような感染症防止対策を求めているか聞いています。

全施設共通で最も高いのは「従業員がマスク・消毒を徹底して行っている」で過半数を超えており、もはや大前提であることが伺えます。それ以外の項目については、施設ごとに若干の違いが見られます。

①宿泊施設
「部屋の備品(TVチャンネルや充電器など)までチェックイン前に、消毒がされている」「各部屋やスペースごとに消毒用アルコールがある」など、客室内の徹底した衛生管理が求められています。また、「個室での食事」の割合も高いことから、個室食や部屋食を行っている施設においては、集客のフックとして戦略的に打ち出されていくことをおすすめします。

②屋内型施設
「各部屋やスペースごとに消毒用アルコールがある」「共用スペースに消毒液が配置されている」など、消毒用アルコールの設置の有無が上位にランクインしています。また、屋内型施設ならではの特徴として、「一日に数回換気を行っている」という項目も上位にランクインしています。

③屋外型施設
屋内型施設同様、消毒用アルコールの設置の有無が上位にきている他、「入館・入場人数に制限を設けている」「並ぶ際にソーシャル・ディスタンスが守られている」など、密にならない工夫がなされているかも選ぶ際のポイントとなるようです。

まとめ

いずれの施設においても、「従業員の安全対策が、施設内・HPに掲載され、徹底している」という項目も上位にランクインしています。感染症防止対策を行うだけでなく、具体的にどのような対策を行っているのか、ホームページなどで発信することで、来館前に周知徹底することも重要です。その際には、文字情報だけではなく、動画や画像、ピクトグラムなど、視覚的に対策が伝わる工夫も大切です。ぜひこれからのレジャーシーズンに向けて対策を行っていただければと思います。

※出典
「新型コロナウイルス感染症の旅行市場への影響」調査(リクルートじゃらんリサーチセンター調べ)

当社では、「withコロナ・アフターコロナにおける集客・プロモーション」の無料オンライン相談を実施しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。