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中小企業のコンサルティング

中小企業経営者が知っておきたいコンサルティング会社に依頼した際の流れ

積み上げ

恐らく、「コンサルティング会社に依頼したことがある」中小企業経営者よりも、「コンサルティング会社に依頼したことがない」中小企業経営者の方が多いのではないでしょうか。

コンサルティング会社への依頼を検討する際、お問い合わせからヒアリング、提案までの一連の流れが、その会社やコンサルタントとの相性を見極める上で重要なポイントです。ぜひその流れを理解していただき、納得のいくコンサルティング会社選びを行っていただければと思います。

問い合わせからコンサルティング開始までの流れ

各コンサルティング会社によって、多少流れは異なると思いますが、ここでは、当社におけるお問い合わせからコンサルティング開始までの流れに沿ってご紹介します。

①お問い合わせ・無料相談
当社もそうですが、初回無料相談を行っているコンサルティング会社も多いので、コンサルタントの質や相性を確かめるためにも、まずは無料相談に申し込んでみるのをおすすめいたします。

②面談・ヒアリング
ご提案に向けて、経営者が実現したいことや抱えている課題、ご要望などをお伺いします。課題や要望が明確になっていない状態でも問題ありません。それを一緒に整理することもコンサルタントの役割です。また、具体的な情報をご共有いただいた方が、コンサルタントとしても仮説が立てやすく、より精緻なご提案が可能となります。

③コンサルティング内容とお見積もりのご提案
ヒアリング内容を踏まえ、コンサルティング内容とお見積もりをご提案します。ここでご提案するのは具体的なコンサルティング内容ではなく、貴社の実情を踏まえた必要なコンサルティングメニューのご提案です。具体的なコンサルティング内容については、契約開始後、目標設定や現状分析、課題抽出を行った上で、改めてご提案いたします。

④契約・コンサルティング開始
業務契約書や秘密保持契約書を締結し、支援開始となります。

⑤目標設定・現状分析・課題抽出
改めて、その企業や経営者の目指すことについてヒアリングやディスカッションを行います。その上で、定性・定量共に情報を共有いただき、現状分析や課題の抽出を行います。目標と現状の差分が課題であり、その課題を解決すべく、貴社に合った具体的なコンサルティング内容を設計します。

⑥詳細なコンサルティング内容とスケジュールの決定
解決すべき課題とその解決方法を洗い出し、対応する優先順位をつけることで、スケジュールに落とし込みます。内容やスケジュールのすり合わせを行い、問題なければ、コンサルティング開始です。

まとめ

誤解を恐れずに言うと、「どんなことができるのか提案して欲しい」というオーダーを出して、綺麗な提案書と淀みのないプレゼンを行ってくるコンサルタントは信用が置けない可能性があります。

なぜならば、「どんなことができるのか(どんなことをすべきか)」は、その企業や経営者の目指す状態や現状によって変わってくるため、簡単には判断がつかないからです。また、目指す状態の明確化や現状分析、課題の抽出を行うこと自体がコンサルタントの価値であり、そこに対価が発生することは至極真っ当です。

契約前にできること・できないことの線引きをしっかり行い、お客様に納得いただけるようご説明した上で、過不足のない提案をしてくれるのが信頼のおけるコンサルティング会社と言えるでしょう。

 

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業の経営戦略策定支援を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

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加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。