columnコラム

TOP > コラム > 【中小企業採用】中小企業の採用が上手くいかない原因は?会社の魅力を求職者に伝える方法

採用戦略

【中小企業採用】中小企業の採用が上手くいかない原因は?会社の魅力を求職者に伝える方法

「求人を出しても応募が集まらない」「欲しい人材を採用できない」 そのような悩みを抱えている企業は多く、特に中小企業ではその問題がより顕著です。人口減少や少子高齢化が加速していることから、今後はますます厳しい状況になることは必至でしょう。 ですが、そんな中でも欲しい人材を獲得できている中小企業はあります。採用に成功している企業とそうでない企業、その違いは一体どこにあるのでしょうか。 本記事では、中小企業の採用がうまくいかない原因と、会社の魅力を求職者に伝える方法についてあわせてご紹介します。

中小企業の採用がうまくいかない原因は主に2つ

中小企業の採用がうまくいかない原因は、結論からいうと大きく2つあります。
1.求人情報の露出が低い
2.会社の魅力が伝わっていない

つまり、自社の存在を知ってもらう機会が少なく、知ってもらっても魅力が十分に伝わっていないことが、採用難の主な原因です。

求人情報の露出を増やすこと自体は、比較的容易に対策できます。無料で掲載できるindeedやハローワーク、そして有料の求人媒体や広告を利用するなど、ターゲットに合わせてさまざまなサービスを活用すればよいからです。

しかし、会社の魅力をしっかりアピールすることは、自社でなんとかしなくてはいけません。中小企業の採用において、特に力を入れるべきポイントはここです。

人が集まらないからといって、多大な広告費をつぎ込んだところで、魅力が伝わらなければ応募には繋がりません。採用に成功している企業は、このあたりをしっかり押さえて、ターゲットに刺さるように発信内容を工夫しています。

では、欲しい人材に自社の魅力を伝えるには、どのようにすればよいのでしょうか。次はその方法についてお伝えします。

会社の魅力を伝えるには「どんな人材を採用したいか」を決める

会社の魅力を伝えるために重要なことは、まず「採用したい人物像を明確にすること」です。

人物像の絞り込みがあまいと、どの会社にも当てはまりそうなふわっとした訴求になり、ターゲットに魅力が伝わりにくくなります。ひいては、ミスマッチが起きる原因にもつながります。

一口に「良い人材」といっても、企業によってその内容は千差万別です。自社が必要としている人材は、どんなスキルや経験、志向を持っているのか、人物像をしっかり明確にしましょう。

以下の3つの要件をもとに情報を収集・整理すれば、ターゲットの設定がしやすくなるのでぜひ利用してみてください。

MUST:絶対に満たしてほしい必要要件
WANT:必須でないが、できれば備わっていてほしい十分要件
NEGATIVE:採用において重視しない不要要件

採用したい人材が求める条件を整備し、提示する

採用したい人物像が明確になったら、次は彼らが会社に求めることはなにかを考えましょう。例えば、「充実した教育・研修制度がある」「フレックスタイムなどの柔軟な働き方ができる」という感じですね。

ここで重要なのは、「給与を上げればよい」という一般的な話に終始してしまわないことです。あくまでターゲットを起点に、会社に求められるものはなにかを洗い出しましょう。

それに合わせて、発信内容をイメージしやすいように工夫したり、必要であればシステムや制度の導入・見直しを行ったりします。そうすれば、自ずとターゲットに自社の魅力が伝わるというわけです。

当社では企業の採用力強化支援として、ターゲットの具体化やニーズの明確化、そして効果的なアプローチ方法の提案などを行なっています。予算や対応範囲に合わせて、3つの中から最適なプランを選べるので、採用や求人作成でお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

地方の中核企業のための人事制度導入支援

まとめ

「採用がうまくいかないのは、うちが中小企業だから」と諦めてはいけません。

中小企業の採用がうまくいかない主な原因は、①求人情報の露出が低い、②魅力を伝えきれていない、という2点です。

求人情報の露出は比較的対策がしやすいですが、魅力をしっかり伝えるためには、自社内でなんとかする必要があります。

自社が必要とするのはどんな人材か、その人材が会社に求めることはなにかを洗い出し、ターゲットに合わせて訴求していきましょう。この一連の流れを戦略的に実行できれば、採用活動が好転する可能性は高いと言えます。

株式会社グローカル WEB集客・販促事業部
この記事を書いた人
株式会社グローカル WEB集客・販促事業部

中小企業を中心に、明確なターゲティングによる集客・販促戦略の策定と、WEBを活用したニーズ喚起型アプローチを実施。 集客において、“人を口説くストーリー”を作り出すことで、広告費をかけることでの露出増ではなく、成約率向上による売上向上を実現します。 高級旅館や動物園などのレジャー施設、観光協会をはじめ、病院や弁護士事務所、カーディーラーやお菓子メーカーなど、業種業態問わず実績多数。