success事例紹介

【中小企業】欲しい人材にピンポイントに訴求し、高齢化した組織の若返りに成功

  • 人材不足に悩まされる業界での若手人材採用の成功事例
  • 明確なターゲット像に基づき採用におけるプロモーション手法を見直し
  • 有効応募率が3倍に、20代・30代前半の採用に成功
課題 社員の高齢化、若手の応募者がほとんど集まらない現状
昨今地方でのサービス業や製造業への若者の就業者が減っている中、200年続く老舗旅館において従業員の高齢化が進み若返りの必要に迫られていた。しかし、求人を出しても採用したいと感じられる20代・30代前半の若い人材が集まらない。旅館の今後を担う若手人材の採用が喫緊の課題だった。
施策 明確化したターゲットに基づき募集活動の見直しを実施
採用したい人物像を明確化し、その人材の入社5年後、10年後までの活躍のシナリオを描いた。そしてできたシナリオに基づいてターゲットが会社に何を求めているのかを抽出した。さらに、求めているものの中で自社が提供できるものが何なのかが求職者に明確に伝わる求人原稿をライティングし、従来出していたIndeedやハローワークなどの無料の求人媒体に出稿し直した。
成果 有効応募率が3倍に、20代・30代前半の若手人材の採用に成功
応募数における書類選考通過の割合である有効応募率が3倍にアップした。ターゲット層にメッセージがダイレクトに響くようになり、応募に結び付いた。結果として従来なかなか採用できなかった20代・30代前半の若手人材を確保でき、組織の若返りを図ることができた。また若手の存在、若手を採用するナレッジの獲得により継続的に若い戦力を採用していく体制が整ったことで、好調な事業をさらに伸長させるための新たな仕掛けに踏み切ることができた。