success事例紹介

【ECサイト】差別化要素を打ち出し、売上が上がらない状態から月商100万円を安定的に超えるECサイトへ

  • 実店舗販売がメインの小売業、ECサイトを有していたが、売上が上がらない状況であった
  • 競合分析から得た競合との差別化要因を、訴求ポイントとして打ち出した
  • 支援開始4か月で月商100万を安定的に超える状態を達成
課題 実店舗販売がメインの小売業、ECサイトを有していたが、売上が上がらない状況であった
メーカーから商品を仕入れ、実店舗とECサイトにて販売を行っている化粧品販売の小売店様。実店舗での販売が主力だったが、コロナ禍を経て、ECサイトでの販売にも注力し始めた。

WEB広告を運用していたが、オンライン上では同じ商品を扱うメーカーや小売店などの競合が多く、商品の差別化が困難であった。さらに、WEB広告を出稿している競合と比較し知名度や資金力が低く、望むような成果を得ることができなかった。
施策 ECサイトの売上強化のために取り組んだ4つの施策
①競合分析
自社サイトと同じ商品を販売するメーカーや小売店など競合のサイトを比較し、自社の強みと弱みを分析した。その結果、商品自体の差別化は難しいが、送料やラッピングサービスなどの付帯サービスの費用が競合と比較し抑えられていることが強みであると分かった。特にラッピングサービスは、需要を取り込んでおり、競合他社と比較した際の差別化要因として効果的であることが確認できた。

②WEB広告運用の訴求内容を変更
これまでの広告運用は、主にブランド名や商品名を前面に出した訴求が中心であり、競合との差別化が不十分であった。
そのため、訴求内容を商品名だけでなく、競合分析を通じて明らかになった自社の強みを打ち出す内容に変更。WEB広告のコピーおよびランディングページ内に積極的に反映した。

③コラムの作成
強みであるラッピングサービス関連のキーワードのSEOを強化するため、コラムを作成した。具体的には、狙いたいキーワードを選定。そのキーワードに基づいたコラムを作成し、定期的にサイトに掲載した。さらに、新商品の入荷情報や様々なキャンペーン情報をコラムとして更新し、サイト訪問数の増加を目指した。

④メールマガジンの配信
ECサイト利用者に向けて、ラッピングサービスの紹介や利用シーンの喚起など自社の強みを紹介する内容を配信した。さらに、コラムと同様に新商品の入荷情報やキャンペーン情報を配信することで、リピーターの獲得に取り組んだ。
成果 月商10万円を満たない状態から、支援開始4か月で月商100万円を安定的に超える状態を達成
自社の強みを生かした訴求内容でWEB広告だけでなく、コラム作成やメールマガジンの配信など複合的なマーケティング施策を実施。その結果、支援開始前と比較し売上が18.4倍に、サイトの自然流入数も10.2倍に増加。月商10万円ほどであったが、毎月安定して月商100万円を超えるようになった。