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【宿泊施設】新しい社員旅行のカタチ ~温泉宿での開発合宿~

 

仕事柄、出張先は温泉や観光地が多いです。
楽しそうな観光客に紛れ、
電車を乗り継いで現地へ赴きます。
少し、ほっとするような、
普段オフィスにいる時とは
違う気持ちになることは確かです。

 

あくまでも出張なので、
観光気分にはなりませんが。
まぁ、観光地に居ても、
PCも持ち歩いているし、
泊まりでも宿では何かしら作業してるしな…

 

…待てよ。

 

ネット環境さえあれば、どこでも仕事できるんじゃね?

 

そういった発想かどうかは分かりませんが、
今、温泉旅館等で合宿をして仕事をする
「開発合宿」が注目されています!

 

開発、という言葉から、
おもにIT企業になじみがある開発合宿。
合宿期間での課題を決めて取り組み、
終了時に成果を発表する、
という形式で行われることが多いようです。

 

日常の環境から離れて仕事に集中して
開放感の中でアイデアを生んだり…
他部署の同僚とも交流できる機会にもなる、
と参加者には好評のようです。

 

日頃のストレスの緩和のために
観光アクティビティも予定に組み込み、
仕事をしながらレジャーも楽しめるという
新しいカタチの社員旅行が流行りつつあり、
IT以外の業種にも
広がってきているようです。

 

“伝統的な”社員旅行の件数が、
経費削減などで年々減少傾向にあるなか
施設さんは、このムーブメントをしっかりととらえてみるのはいかがでしょうか?

 

開発合宿を受け入れる施設で求められるもの
をまとめてみました。

 

■ネット環境

 

何はともあれ、ネット環境です。
無線が好ましいのでしょうが、
あまりにも“細い”環境だと、
仕事にならず逆に遅い回線にイライラを募らせてしまうことでしょう。
有線では、ハブはもちろんのことケーブルを充分に用意する必要があります。

 

 

■電源

 

モバイルPCはバッテリーにつながっている
とはいえ電源もPCの数分必要です。

 

 

■場所

 

会議室や宴会場など、食事会場とは別に滞在中貸切りで用意できなければなりません。

 

 

■その他備品

机や椅子、ホワイトボード、
プロジェクター、スクリーン、
お茶類、シュレッダー、マイク…etc

 

 

■好ましい環境

 

夜食を購入できたり、
近くにコンビニがあるとポイントが
高いと思います。

 

以上のような態勢を整え、
開発合宿の提案をしてみるのも
新しい販路として有効かもしれません。

takayoshi.ishikawa
この記事を書いた人
石川 貴理

東京都出身。某老舗温泉旅館のWEB販売企画係責任者として勤務。自社サイトやOTAの運営・管理、プラン造成を担当。グローカルの支援先でもあり、当時は旅館のスタッフとして本施策の効果を体験。現在は東京に戻りWEB集客支援に従事。温泉と80’sメタルをこよなく愛するアラフォー。